爆心地からの距離を測る方法

自分が今いる場所から、どれぐらい離れた所に核ミサイルが着弾したかを知る方法です。

雷雨の時、カミナリがピカッ!と光って、思わず「1、2・・・」と数を数えたことはありませんか? 落雷場所が近ければ、ピカッと光って次の瞬間、「ガラガラ、ドッシャーン!」と落雷の轟音が響きます。遠くに落ちた場合は、光ってから何秒もたってから、落雷音がします。

それと同じように、核ミサイルの場合も、音速と光速の進む速度の差を利用して、距離を測ることができます。

 

閃光(せんこう)が光った時の初期動作

国際情勢が緊迫している時に、突然、空がピカッと光ったら、核ミサイルかもしれません。

(1)すぐに目をつぶり、両手の4本の指で目を押さえ(ガラス片などが目に入るのを防ぐため)両手の親指で耳をふさぎます。口は閉じずに、少し半開きに(鼓膜が破れるのを防ぐため)。

 

(2)閃光(せんこう)が光ったあとは、数秒で爆風がやってきます。遠くに退避する時間はありません。屋外にいたらすばやく安全スペースを探し、閃光(せんこう)に背を向け、頭を保護して伏せてください。

屋内にいたら、窓ガラスから離れて遮蔽物の陰に隠れてください。

(3)目と耳を塞ぐ基本動作をとって、「ピカッ」と光ってから何秒で「ドン!」と爆風がやってくるかを数えてください。

(4)「ドン」という衝撃波がきたら、伏せた身体の上を爆風が通過し終わるまで、じっと耐えます。

(5)18秒たっても、何もなければ、かなり遠くに着弾したということなので、目をあけ、立ち上がっても大丈夫です。

 

着弾地点との距離を測る方法

核爆発の爆心地から爆風が来る時間は、「ピカ」と「ドン」の間の秒数で計測します。

爆心地から1km離れていたら、3秒で爆風が到達

爆心地から2km離れていたら、6秒で爆風が到達

爆心地から3km 離れていたら、10秒で爆風が到達

爆心地から5km 離れていたら、18秒以上かかって爆風がくる(あるいはこない)

 

18秒以上たって何もなければ、5km以上離れているということです。爆心地から5km離れていれば、まず大丈夫です。

閃光(せんこう)が光って、身を伏せたら、18秒間はそのままじっと待つこと。

(参考:『究極の危機管理』 日本安全保障・危機管理学会発行 第7章 第4節「核爆発等への対応」二見宣・著)