就寝中の「備え」

夜中にJアラートが鳴ったり、夜間を狙ってミサイル攻撃が行われる可能性もあります。有事の期間(武力攻撃の危険にさらされている期間)は、就寝中にも以下のことに気をつけましょう。

「夜もおちおち眠れないのか」と、中には不安に感じる方もあるかもしれませんが、「備えあれば、憂いなし」です。むしろ、安心してぐっすり眠るためと備えと考えて、家族で話し合っておきましょう。

 

1.ベッドサイドに靴を置いておく

突然の地震や武力攻撃に備えて、普段から厚底のスニーカーを、ベッド(布団)の近くに置いておきましょう。地震や武力攻撃では、割れたガラスが室内に飛散します。靴を取りに行くために裸足で玄関までいくと、ガラスで足を切ってしまいます。

スリッパでは走れません。

寝室に準備する靴は、ガラスや瓦礫を踏んでもよいように、できるだけ厚底のスニーカーを。お子さんや高齢者の方は、ゴム製の上履きでもよいでしょう。

靴下も一足、中に入れておくのを忘れずに!

地震の備えと共通です。

 

2.パジャマは着ない

北朝鮮からの武力攻撃が予想される日の周辺だけでもよいので、いざという時にすぐ行動に移せるように、パジャマではなくTシャツやジャージなどで寝たほうが安心です。

Jアラートが鳴ってから、ミサイル着弾まで約3分です。洋服に着替えている時間の余裕はありません。

どうしてもパジャマでなくては寝られない・・・!という方は、ズボンをいつも枕元に置いておきましょう。

真冬の1月に発生した阪神淡路大震災では、明け方の地震だったため、多くの被災者がパジャマのまま、毛布をかぶって極寒の屋外に避難しました。地震と違って、武力攻撃の場合は、ある程度その「予兆」があります。最悪の場合、そのまま避難生活に入れるように、寝間着も工夫をしましょう。

 

3.羽織り物(上着)を準備しておく

冬場であれば、さっと羽織れる防寒着を枕元に置いておきましょう。なければ毛布でも代用できます。

 

4.携帯電話は夜中に寝室で充電しよう

夜、就寝中にスマホの充電をしている方は多いと思います。スマホは夜中のうちに寝室で充電するようにし、いざという時に、すぐに持って避難できるようにしましょう。

どれだけ長い間、正しい情報を得ることができるかが、あなたの命を守ります。スマホは、いつもフル充電の状態にしておきましょう。

また、夜中にJアラートが発令されでも、就寝中では防災無線に気づかない場合があります。スマホを常にベッドサイドに置いて、スマホからの警報音やエリアメールに気づけるようにしておきましょう。

 

5.スマホはストラップで首からかける

有事の時には、情報収集が大切になります。自宅で就寝中にJアラートが鳴った場合は、風呂場や廊下など、窓のない空間に退避するため、スマホからの情報収集が頼りです。紛失しないよう、また両手があくように、しばらくの間はストラップを使ってスマホは首からかけるようにしましょう。

自分のスマホケースを確認してください。ストラップ用の穴があいていますか?

穴がなければ、ストラップホールのあるタイプのスマホケースを急いで購入しておきましょう。お気に入りのスマホケースも、危険が去るまでの間は、ちょっと「おあずけ」です。

 

6.就寝中にいきなり爆発が起こったら

ぐっすり寝ていてJアラートに気づかなかったり、そもそも警報が鳴らずにいきなり爆発が起きたら、とっさに「布団」を頭からかぶって身を守ってください。少なくとも、ガラス片の直撃はまぬがれます。

これも、地震の時の初期動作と共通です。

 

7.ベッドサイドに、ひとまとめにして置いておくと安心

靴とスマホ以外は、すぐにさっと持って移動できるよう、袋に入れておくと便利です。

  • スニーカーと靴下
  • スマホ(就寝中にフル充電)
  • 懐中電灯
  • 羽織り物
  • ラジオ