防災用品の選び方

防災備蓄や「備え」は、災害が発生してから実際にどういう事態が起こるかをシミュレーションし、自分の家庭には何が必要かを考えましょう。

<時系列で考える>

1.「その瞬間」をまず生き抜くために

  • 走りやすい服装、靴
  • 肌を露出しないための上着
  • ハンカチ
  • 家具を固定しておく(地震対策)
  • 住宅の耐震補強(地震対策)

2.脱出、救助のために必要なもの(発災直後)

  • マスク、ハンカチ
  • 救急キット、薬品
  • 連絡手段
  • 情報収集ツール
  • 救助の三種の神器「バール」「のこぎり」「ジャッキ」
  • 軍手

3.本格的な復旧が始まるまで、生活するために必要なもの

  • 水・食糧
  • 簡易トイレ
  • 情報収集ツール、充電器
  • 給水用ポリタンク

 

4.必要なモノは、各家庭によって異なる

いざという時に何が必要かは、その家庭によって、すべて異なります。

  • 足の悪い高齢者がいる家庭では、どうやって家族を移動させるのか、椅子に座らせて大人2人で運ぶ方法、毛布を使って運ぶ方法など、あらかじめ考えておく必要があります。
  • 赤ちゃんがいる家庭では、紙おむつや粉ミルク、ミルクを作るための水の備蓄が多めに必要です。離乳食期の赤ちゃんは、親が自分の非常食を柔らかく噛んで食べさせてあげましょう。
  • ペットがいる家庭では、ペットフードやトイレ砂の備蓄、首輪に迷子札をつけておくなどの備えが必要になります。

 

<被災場所によって変わる防災用品>

  • 自宅で被災した場合…自宅に備蓄
  • 自宅から安全な場所に移動する場合…非常持ち出し袋
  • 会社で被災した場合…会社に備蓄
  • 通勤…通学途中で被災した場合…必要なモノを持ち歩く

<備蓄品の置き場>

  • 救助用品(バール、のこぎり、ジャッキ、軍手)は、崩れた建物の下敷きになった人を救助するために使います。庭や車の中など、家の外に置いておきましょう。
  • 非常持ち出し袋は、物置などにしまい込んでいると、いざという時に取り出せません。玄関か、寝室・居間など、普段生活している部屋の机の下など、邪魔にならない場所に置いておきましょう。
  • 国際情勢が緊迫して、いつ武力攻撃が始まるかわからない時は、寝る時に、パジャマのかわりにそのまま外に出られるスウェットを着たり、ベッドのそばに着替えや靴と靴下を置いておくようにしてください。ミサイルが着弾してメチャメチャになった部屋を、裸足で歩くと、ガラスで足を切ってしまいます。