非常用備蓄品

なぜ備蓄が必要なのか?

戦後70年以上、日本は他国からの武力攻撃を受けたことは、一度もありません。核ミサイルへの備えは、基本的には地震や台風など、自然災害への備え(防災)と同じですが、決定的に違うことは

自衛隊が救援に来る可能性は低い

・自然災害では避難所に行けば配給があるが、武力攻撃の際は避難所に物資は届かない可能性が高い

・ひとたび日本のどこかが武力攻撃を受ければ、日本全国の物流がストップする

ということです。

 

準備する物品は、地震や台風、水害への備えとほぼ同じです。

  1. 1週間分の水と食糧(可能であれば2週間が理想的)
  2. 給水用のポリタンク
  3. 簡易トイレ、携帯トイレ、トイレポンチョ
  4. 多機能防災ラジオ
  5. 防塵マスク
  6. 救急用品、常備薬
  7. サランラップ
  8. ビニール袋
  9. 生理用品・おむつ
  10. ペット用品(餌、トイレ砂、リード)
  11. 風呂の水はいつもためておく

自然災害と違って、テロや武力攻撃では公的な支援は期待できない可能性があります。最低1週間は外に出なくても自力で生きていけるように準備をしておきましょう。

 

<1週間サバイバルするための備蓄>

1.水・食糧

最低でも1週間分の水と食糧を、家族の人数分用意します。

水は、1人1日3リットルは必要です。水分を我慢すると、冬でも脱水症状を起こして命に危険が及ぶこともあります。

水は5~10年間保存できるペットボトル入りの「保存水」もあります。消費期限がきたら料理に使ったり、期限を過ぎてしまった水は植木の水やりや洗濯に利用できます。

 

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食糧は、昔は「乾パン」や缶詰などが主流でしたが、今は味つけもおいしく調理された「おかず」や、水だけで戻せる炊き込みご飯、缶詰に入ったパンなど、非常食もメニューが豊富になっています。

<非常食選びのポイント>

・非常食を長期間食べ続けることを考えると、特に高齢者のいる家庭では薄味のおかずを選びましょう。

・乾パンのようなボソボソしたもの、辛いものは、水が余分に飲みたくなるので注意しましょう。

・パンやご飯などの炭水化物が多くなりがちなので、野菜やたんぱく質などもとるようにしましょう。(筑前煮、ひじきの煮物、野菜スープなど)

・「非常食」として特別に作られたもののほかに、普段の食事づくりでも缶詰、豆の水煮、乾物など、保存のきく食材を取り入れるようにして、使ったらすぐに補充しておくようにすると、常にある程度の備蓄をすることができます。

・少しずつ備蓄しましょう。買い物に出かけた際、1-2個余計に買って、備蓄にまわしましょう。

・最終的には、数か月分の食糧備蓄になるようにしましょう。

(例)

缶詰類…大豆やインゲン豆の水煮缶、サバ缶、スパム、コーン、フルーツ缶

乾物類…ひじき、切りこぶ、高野豆腐、芋がら、切り干し大根

パスタ・麺…マカロニ、パスタ、うどん、そば(ただし、水とガスが使えることが前提)

餅…切り餅、非常用の餅(焼かなくても柔らかく食べられる)

 

2.給水用品(ポリタンク)

水の配給が始まった時に、必要になります。ペットボトルでは1本に2リットルしか入りませんが、ポリタンクは10~20リットル入ります。

バケツや鍋でも代用できますが、蓋がないため途中でこぼれてしまうので、ポリタンクはぜひ最低2つは買いそろえておきましょう。

 

 

3.簡易トイレ、携帯トイレ

水が止まった時のために、トイレをどうするかをあらかじめ考えておきましょう。地震災害では、庭のある家では庭にトイレを掘ることもできますが、核兵器や化学兵器が使われた場合は、一定期間、外に出られない可能性が高くなります。

簡易トイレは、自宅の水洗トイレにかぶせて使い、使用後、すぐにゼリー状に固まったらビニールごと捨てるタイプが主流です。1人、1日何回トイレを利用するか、家族の人数などを考えて多めに備蓄しておきましょう。

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携帯トイレは、帰宅難民になった時など、外でトイレがない時に使うものです。もちろん自宅でも使えます。ビニールに凝固剤がセットになっています。

女性の場合は、トイレポンチョ(頭から足先まで、すっぽり体を覆う黒いポンチョ)を併用すると、人目を気にせず外で用を足すことができます。どちらかというと、帰宅難民対策グッズといえます。

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4.多機能防災ラジオ(手回し充電・懐中電灯・携帯電話充電器一体型)

災害時には停電する可能性が高いので、テレビは使えなくなります。

大規模災害時には、NHKはテレビ放送とラジオ放送で、まったく同一の内容を放送します。つまり、ラジオをつけていれば(映像がない分、多少の想像力は必要ですが)、テレビと同じ情報が入手できるということです。

ラジオは各家庭に数台(できれば1人1台)、必ず準備しておきましょう。

乾電池式のものは、電池がなくなった段階で使えなくなってしまいますが、最近人気のタイプは、手回し式のラジオです。一定時間、ハンドルを回すと交流発電によって蓄電され、しばらく音声を聞くことができます。

防災用品として最近人気の「手回しラジオ」は、懐中電灯や携帯電話の充電器も併用していることと、小さくて持ち運びに便利なので、外出時の持ち歩き用にも複数買いそろえて置くと安心です。

 

5.マスク

防毒マスクまで準備している家庭は、なかなかないと思いますが、火山用の粉塵マスクは備蓄しておきましょう。水害や地震災害のあとは、大量の瓦礫除去作業で粉塵が舞い上がるため、マスクが必要になります。風邪予防のマスクではなく、粉塵用マスクのほうが効果的です。火山が噴火したときにも使えます。

 

 

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6.救急用品、常備薬

  • 絆創膏(大きめのもの)を多めに
  • 消毒薬
  • 包帯、ガーゼ
  • 手ぬぐい
  • 痛み止め(頭痛薬などで代用)
  • 解熱剤
  • 胃腸薬(不衛生な環境でお腹を壊したときのため)

7.サランラップ

断水したときは、サランラップをお皿に敷いて使えば、皿を洗う必要がなく衛生的です。

8.丈夫なビニール袋

放射能や化学物質に汚染された場合、来ていた服や靴を入れるために必要です。自治体のごみ袋やスーパーの袋は一定数、いつも補充しておきましょう。

 

9.生理用品、おむつ

10.ペット用品

  • ペット用の餌、トイレ砂
  • リード(首輪・迷子札)…普段、部屋の中で飼っている犬猫は、リードをつけていない場合もありますが、避難所に移動する場合はリードが必要になります。

11.風呂の水はためておく

風呂の残り湯は、すぐに捨てずに翌日までためておきましょう。飲み水には使えなくても、体をふいたり、火傷を冷やしたり、傷口や有毒物質を洗い流したりと、大量に水が必要になります。

また、普段、お風呂に入浴剤を入れているご家庭でも、有事が近くなってきたと感じたら、入浴剤の使用は控えましょう。最悪の場合、飲用や調理用にも使うことを視野に入れ、できるだけお湯はきれいな状態でためておきます。

 

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