Jアラートとは

弾道ミサイル情報、津波警報、緊急地震速報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を国(内閣官房・気象庁から消防庁を経由)から送信し、市町村防災行政無線(同報系)等を自動起動することにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステム

 

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する場合、弾道ミサイルは極めて短時間で日本に飛来することが予想されます(発射から日本領土着弾まで、10分以内と言われていますが、ロフテッド軌道などで高く打ち上げた場合は、30~40分以上かかる場合もあります)。

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合に、全国瞬時警報システム (Jアラート)を使用し、緊急情報を伝達します。

Jアラートを使用すると、市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信されます。なお、Jアラートによる情報伝達は、国民保護に係る警報のサイレン音を使用し、弾道ミサイルに注意が必要な地域の方に、 幅広く行います。

参考:「内閣官房国民保護ポータルサイト」

 

Jアラートのしくみ

(※図:消防庁HPより)

弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する可能性がある場合は、避難を呼びかけます。屋外にいる場合は近くの頑丈な建物や地下 (地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。

弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合には、更に直ちに避難することを呼びかけます。 屋外にいる場合には、直ちに近くの頑丈な建物や地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難して下さい。

 

どのような音が鳴るのか?

※屋外スピーカーから流れる警報音(サイレン音)と、携帯電話から流れる「エリアメール」「緊急速報」の音は、異なります。どのような音が鳴るか、確認しておきましょう。

1.屋外スピーカーから流れるサイレン音

武力攻撃などの事態が起こった場合、この国民保護サイレンが鳴らされます

2.携帯のエリアメール、緊急速報メールで流れる着信音

津波や火山情報などに関するエリアメール・緊急速報メールと 同じ着信音です。国民保護サイレンの音ではありません。以下の動画はNTTドコモの映像ですが、au、ソフトバンク、Yモバイルなど、どの携帯各社でも同じ着信音が流れます。

Q1.弾道ミサイルが発射されてもJアラートが鳴らないことがあるのは、なぜですか?

Jアラートは、弾道ミサイルが 日本の領土・領海に落下する可能性又は領土・領海を通過する可能性がある場合に使用します。
逆に、日本の領土・領海に落下または通過する可能性がないと判断した場合は、Jアラートは使用しません。(EEZに落下する場合は、Jアラートは鳴りません)

Q2.ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか。

北朝鮮の基地から日本領土への着弾まで、およそ7~10分と言われています。ミサイル発射を人工衛星で補足し、Jアラートが鳴るのが、発射から3~4分後。したがって、Jアラートが鳴ってから、早ければ3分後には日本国内に落下する可能性があります。

ただし、ロフテッド軌道など、高く宇宙空間にミサイルが打ち上げられた場合は、着弾まで30~45分程度かかる場合もあります。

 

Q3.Jアラートは、何回鳴りますか?

1回目・・・ミサイル発射情報・避難の呼びかけ

2回目・・・ただちに避難(日本領土に落下する場合)

3回目・・・落下場所等についての情報(国内に落下した場合)
通過情報(日本の上空を通過した場合)
落下情報(領海外の海に落下した場合)

※ただし、日本領土に落下した場合で、衝撃により屋外スピーカーが破壊されたり、核爆発によって電子機器(スマホ、パソコンなど)が使用不能になった場合は、該当地域にJアラートの続報が流れない場合もあります。

 

Q4.ミサイルが発射された場合、Jアラートは日本全国で鳴りますか?

Jアラートの警報が鳴るのは、弾道ミサイルの落下に注意が必要な地域のみです。例えば、北海道に落下する場合、本州や沖縄では警報は鳴りません。

 

Q5. 「ミサイルが発射された」との情報伝達があった場合は、どうすれば良いのでしょうか。

 【屋外にいる場合】
近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難してください。
近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください。

【屋内にいる場合】
できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

※さらに詳しく→ 屋内にいたとき 屋外にいたとき

 

Q6.自宅は木造家屋で「頑丈な建物」とは言えません。どうすればよいでしょう?

すぐ近く(3~4分以内に避難できる距離)に頑丈なビルなどがあれば、自宅を出て急いで移動してください。時間がなければ、自宅の中で窓のない部屋に移動するか、窓からできるだけ離れて、机などを盾にし、ガラス片の直撃を受けないように防御してください。

 

Q7. Jアラートから「ミサイルが●●地方に落下した可能性がある」との情報伝達があった場合は、 どうすれば良いのでしょうか。

続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい。
弾頭の種類(通常弾頭か、核弾頭か、化学兵器・生物兵器か)によって、被害の様相や対応が大きく異なります。そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。

また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。

もし、近くにミサイルが着弾した場合は、弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、次のように行動してください。

  1. 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
  2. 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。